● 囲碁のあれこれ
[2]日本の囲碁
日本では、古くからプロ制度があり、現在では500名ほどのプロが存在します。全員参加の試合がたくさんあって、優勝者には大きな賞金が与えられます。
囲碁は単なるゲームにとどまらず、文化として認知されています。学者や文化人など、社会的に尊敬される人々の中で、とくに囲碁への理解が深く、若いときから囲碁に親しむことが、一つのステータスになっています。頭の良さ、教養の高さ、品の良さなどを示す一つとして、囲碁を知らない人にも囲碁への憧れがあるくらいです。
アマチュアの大会は、一般の大人のものの他、大学生、高校生、中学生、小学生だけで行なうものまで、幅広く充実しています。とくに大会に出場しなくても、街の中には囲碁ができる施設が、各地に存在して、近所で囲碁を楽しむのは難しくありません。
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